Webクライアント – SAP Business One –

2026.03.31

見える化

SAP Business One Webクライアントとは?

 
Webクライアントは、SAP Business Oneを Webブラウザから利用できる機能で、SAP Business Oneの一部として提供されています。PCだけでなく、タブレットなどのデバイスからGoogle ChromeやMicrosoft Edgeなどのブラウザ経由でアクセスできる点が特長です。

Webクライアントでは、SAPのUXコンセプトである SAP Fiori が採用されており、シンプルで分かりやすい画面構成と、直感的な操作性を実現しています。また、グラフやダッシュボードを活用したデータの可視化や
分析機能が充実しているため、業務状況を視覚的に把握できる点も大きな特長です。
 
 

シンプルなデザインと操作性

 
SAP Fiori は、「誰でも迷わず使えること」を目的に設計されたSAPのUXコンセプトです。
ホーム画面では、業務に必要な機能や情報がタイル形式で整理されており、必要な機能に直感的にアクセスできます。複雑なメニューをたどる必要がなく、日常業務をスムーズに進めることが可能です。
また、ホーム画面はユーザごとにパーソナライズ することができます。タイルの表示内容をユーザの役割や業務内容に合わせて設定できるため、営業担当者、管理部門など、それぞれに最適な画面構成を実現できます。

ホーム画面

タイル形式で業務が整理されたホーム画面
 
 

情報の見える化

 
Webクライアントの大きな魅力は、情報の見える化がしやすい点です。
例えば、伝票の一覧を容易にグラフ化することができます。

  1. ホーム画面のタイルから受注を選択

 

  1. 伝票一覧画面に遷移し、画面右上のボタンで見え方を選択

 

  1. 最後に、営業担当別などの必要な条件を指定するだけで、瞬時にグラフが作成可能

 
他にも、様々な形のグラフやダッシュボードを活用することで、視覚的なデータ把握が可能になります。
標準で準備されているレポートだけでなく、ユーザ定義のデータをグラフとして表示することもでき、「見たい指標」を業務に合わせて整えられます。

 
 

SAP Business Oneとしての拡張性

 
Webクライアントは、クラウドERPではなく、オンプレミスERPとして長い実績を持つSAP Business Oneの一部です。そのため、SAP Business Oneのメリットの一つであるカスタマイズ性の良さという点では、純粋なクラウドERPより優れています。Webクライアントは、SAP Business One本来の拡張性を活かした運用が可能です。
 
 

デスクトップ版との使い分け

 
Webクライアントは、デスクトップ版の「置き換え」ではなく「拡張」として位置付けされています。
デスクトップ版の主要機能が段階的に展開されている状況ですが、ほとんどの主要な伝票やマスタを使用することができます。

デスクトップ版と同じ会社データを利用し、追加のライセンスは必要ありません。

オフィスで日常業務を遂行されるユーザはデスクトップ版で、オフィス外でリアルタイムな情報を見るユーザや蓄えられたデータを統合的に視覚的に判断されるユーザはWebクライアント、といった使い分けも、今後のSAP Business Oneでの主流な使い方になるかもしれません。

Webクライアントのデモなどをご希望であれば、ぜひお問い合わせください。