SAP Business Oneの部品構成表(BoM)でできること

2026.04.13

製造業

部品構成表の呼び方

 
今回はSAP Business Oneの部品構成表について説明します。
「製品と構成品の関係性を示す情報」は一口に製造業といっても、業界ごとに呼び方がそれぞれ異なります。
例えば、部品構成表、BoM、配合表、レシピ、フォーミュラなどといった種類がありますが、この記事ではSAP Business Oneの機能に合わせて、便宜的に一律「部品構成表」と呼ぶことにします。
 
 

部品構成表の特徴

 
では、実際のSAP Business Oneの部品構成表画面を見てみましょう。

この画面で定義している内容の一例を挙げると、次のように表現できます。

  • 製品1つに対して、工程が3つある。
  • 工程1では、中間品とリソース1が必要である。
  • 工程2では、共通品と原材料、リソース2が必要である。
  • 工程3では、リソース3が必要である。
  • 製品の計画原価は \145,600 である。
  • 製品の販売価格は \200,000 である。

それ以外にも添付文書タブにて関連する資料を管理することもできますので、部品構成表に関する情報を一元管理することも可能です。
その他、副産物や数量の小数点以下桁数の変更など、設定を変更することで対応できる内容も多数ありますので、様々な形で部品構成表を定義することができます。
 
仮に標準で備えている項目が管理したい情報にしっくりこないときには、SAP Business Oneの大きな特長である内製できる程のカスタマイズのしやすさが威力を発揮します。
システム管理者は必要な項目を自由に追加することができますので、運用に合わせて必要な項目を用意し、データの精度を高めていくことが可能です。
 
 

部品構成表と他の機能とのつながり

 
部品構成表で定義したデータは、生産の指示に該当する製造指図や生産計画のためのMRPで使用されます。
部品構成表を編集したい場合は、部品表/配合表管理の機能を使用することで、条件に合致する行の変更、新しい行の追加などを一括して行うことができます。

 
 

部品構成表の機能強化予定

 
ここまで、SAP Business Oneの部品構成表の機能に関する概要をまとめました。
現状でも製造業の様々な業界に対応できるように工夫が凝らされていますが、今後のバージョンではバージョン管理など、生産管理で必要となる機能が強化されていくことが予定されております。
 
機能を詳しく知りたい、自社の部品構成だとどのような定義になるのか参考として知りたい、あるいは実際に運用している他社ではどのような定義なのか事例を知りたいなど、気になるところがありましたら、ぜひお問い合わせください。