日常業務で使うAIってどんなもの?
2026.03.17
今回は巷でよく聞くAIが私たちの日常業務でどのように使われてくるのか、その点に触れてみたいと思います。
最近、SAP社や他社のイベントなどでAIエージェントといった言葉をよく目にします。
しかし、多くの方は、AIをどのように普段の仕事で使うのか?といった疑問を抱きませんか?私もそうでした。
その為、昨年後半からいくつかのセミナーやイベント等に足を運び、ようやく少しイメージ出来たかなといった感触を得ています。
例えば、次のような状況は卸売業では簡単に想像がつく日常業務ではないでしょうか。
- お客様から注文のメールが届く。
- 商品の在庫を確認する。
- 在庫が足りないときは、仕入先に納期を確認する。
- 仕入先が回答した納期を踏まえ、お客様に出荷納期を確認する。
- お客様から了承の連絡を受領し、受注を入力する。
- 仕入先に対して、商品を発注する。
最近足を運んだAIを使った業務デモでは、5と6はAIが人に判断を仰いで入力はAIが行う、5と6以外は判断も含めて全てAIが自動で行う、そのようなデモでした。
当然このような業務をAIが行うためには数多くの設定などが伴うと思いますし、ここまでAIを使って自動化するのに、現時点でどの程度のシステム投資が必要かは一概に言えません。
しかし、AIが担う日常業務の例としてはイメージしやすい内容でした。
この例には10数年前にドイツが牽引役であったIndustry 4.0で言われていたAIを使っての自動化という要素は十分に取り込まれていると思います。
Industry 4.0は製造業が中心でしたが、日本政府が10年前に提唱したSociety 5.0ではIndustry 4.0を含めて拡張した社会全体を視野に入れています。
AIを使用することは前述の例以外でも社会全体に様々な用途で繋がってくると感じます。
最後に、AIのデモでユーザーとAIが会話をしている様子を見ると、どうしても思いだしてしまう映画のワンシーンがあります。
1980年代の映画『スタートレック』の中で、現代である1980年代に未来からタイムトラベルしてきた機関長のスコッティが「コンピュータ?」とMacに話しかけるシーンです。
スコッティが「コンピュータ?」と話しかけた後、無言の間が流れ、現代の技術者がマウスとキーボードを渡しますが、スコッティはキーボードに向かってマイクのように再度話しかけます。その様子にほっこりする名シーンでした。
当時、音声入力は未来の技術という認識でした。あれから40年近く経ち、音声入力が当たり前な時代になってきましたが、どうしても音声入力の様子を見ると、あの当時に見た映画のシーンを思い出し、微笑んでしまいます。